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渋谷 Bar foxy (渋谷バーフォクシー)

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バーテンダーの腕「ステア」 ~カクテル技術編~

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「バーテンダーの腕はステアの技術力でわかる。」

Bar foxy 矢吹です。
今回の題材は「カクテルの女王」と呼ばれるマンハッタンです。
シェイクの時同様、同じ配分で作ってみました。

店長のマンハッタン
ウイスキーの味が濃く、飲んだ後に甘さが口にジワっとする。
使用しているバーボンの特徴がハッキリ出ていて
それに付随するようにベルモットが出てくる為
ウイスキーとベルモット双方味わえる。

僕のマンハッタン
水っぽく仕上がっている為、ウイスキーの味が薄くなってしまっていて
最初は甘く飲みやすく感じるが、味のバランスが崩れてしまっている。
苦味が後からグッと出てきてしまう。
バーボンとベルモットとの味のバランスがとれていないので
ベルモットの味が前面に出てしまい、ウイスキーの風味が無くなってしまった。

今回教えて頂いたポイントは
・ステアはウイスキーの持ち味を崩さないようにそっと静かに回す。
・スピードは一定のリズムで。
・アルコールのキレがしっかり出せているか。

ステアは繊細な作業なので、水っぽくしたらアウト。
アルコールのキレがあるかどうかが肝心で
そのキレを明確に出せるかがステアのポイント。
ちなみにシェイクは空気を入れる事で飲みやすくする技術で
ステアとの仕上がりの幅が大切だそうです。

普段からお店の営業が始まる前にステアの練習をしていますが、
回せるようになっても飲んでみてまだまだステアの技術が進歩してないなと感じました。
今回学んだアルコールのキレを引き出す
ということを意識しながらステアの練習を行っていこうと思います。

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