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Bar foxy (バーフォクシー)

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bartender

温度と味「ドライ・ジン」 ~スピリッツ編~

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blog dry gin
Bar foxy新人の矢吹です。
今回のテーマはドライジンですが、
「ジンは温度によって味が変貌していく」
というのを勉強しました。

バーでメニューを見るとカクテルベースのコーナーにジンをはじめ、
ウォッカ・ラム・テキーラなどがありますが、
1番度数が高いのってどれだと思いますか?

と、この流れだと答えはわかっちゃいますよね。
答えはジンです。

その他の物は大体度数40度なんですが、ジンはほぼ47度なんですよね。
意外と思った方もいるんじゃないでしょうか・・・?
ではでは、テイスティングに入っていきます。

今回はゴードンジンで行いました。
第1段階(注ぎ直後:マイナス20℃くらい)
薬品の味が中心で、以前飲んだマティーニの時に感じた
ツーンとした苦味がありビリっとする。

第2段階(5分後:マイナス10~15℃くらい)
薬品の味が強烈になってくる。
アルコールが感じやすくなり、薬草の味が増す。
舌触りが雑な感じ。

第3段階(15分後マイナス5~10℃くらい)
薬草のような草っぽさがだいぶとれて随分飲みやすくなった 。
仄かにオレンジや柑橘の風味もする。

第4段階(20分:常温)
薬草の香りが一番強いが、甘さが一番高く
ハーブ系の味がグッと占めてくる。

冷えている時が1番アルコールが強く感じ、
時間が経つにつれて徐々に口当たりが良くなっていきました。
カクテルも飲んでいく時間や温度で、味が変貌していくんですね。
そういう時間も計算して提供しないといけないと教えて頂きました。
お酒って時間が経つにつれて味も変化していく。
なんて身をもって経験した事が無かったので、
その変わっていく面白さも一緒にお店で共有しましょう。

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